例えばマラソンの場合、ゴール間際で体力を消耗してフラフラになり、朦朧とした意識のオールアウトの状態でゴールする場面があるが、自動車レースでそれはありえない。ゴールの瞬間まで、高速で移動するクルマという機械をコントロールしていなければならないからだ。
F1ドライバーの首が異様に太いことは知られている。テレビドラマなどでレーサーに扮した俳優が、イマイチレーシングスーツが似合わないのは、首が細いからなのだが、強烈な遠心力に耐えるために、首の筋肉を鍛えるのはレーサーとして最低のトレーニングだ。
また、発展途上のドライバーの将来性を見る場合、その若手がいかに素晴らしい戦績を挙げていたとしても、ポッチャリとした体系をしていたら、F1にステップアップできたとしても大成できないと断言できる。世界中のスポーツ選手の中で、最も体力があるのがF1ドライバーなのだ。