5月19日(月曜日)
●ホテルのポストにカギを入れ(レセプションがないからフロントもなく要するに誰もいない)、ドアを閉めて顔を上げたら停留所を出発するバスが見えた。待ってくれ、という声は届かず。届いても日本語じゃダメか。仕方ないので駅まで歩く。が、世の中はバランスが取れることになっている。飛び乗ったヒースロー方面の地下鉄(ロンドンではアンダーグラウンドと呼ばれる。なんだか悪いことをしているようだが、極めて健全な交通手段だ)は、数少ないターミナル5行きだった。気を取り直してスタンステッド空港行きのバスに乗り換え、渋滞の中を2時間半。余裕を持って出発してよかった。
●ニースに到着。ホテルが明後日からしか予約していないので今日から取れるか電話で確認。モナコGPは来週なので楽勝と思ったが甘かった。それでは、とニース駅前の観光案内所でお願いする。しかし、最近、便利になったパソコンでの対応も、パソコンが言うことを聞かないと一切の作業ができない不便を再確認することになった。窓口のオネエサンは盛んに恐縮するが、パソコン頼みの彼女やスタッフにはホテルのノウハウがゼロ。極小文字がびっしり詰まったリストを寄越して、ここから探してくださいと言われて呆れ、仕方なく近所のホテルを自分で探すことにする。モナコは毎年ニース駅前の木賃宿と決まっているのでホテルが並んでいることを知っていて良かった。
●一軒目でOK。案ずるより生むが易し。どこかの研究所の人がこの諺を、“アンズよりウメが安い”と言ったのを思い出した。





